『愛と歓喜の数式「量子モナド理論」は完全調和への道』(初刷)をご購入された方へ - 2023.07.04
潮騒の家
マヤと二人のニルヴァ-ナ
著者・編者・話者・翻訳者など | 重久 俊夫 著 |
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ジャンル | 日本文化・アート > 思想 哲学 |
出版年月日 | 2012/07/01 |
ISBN | 9784896343090 |
判型・ページ数 | 四六・181ページ |
定価 | 本体1,500円+税 |
在庫 | 在庫あり |
一読浮かんだイメージ。ギラギラした強烈な太陽とその濃い影、ギリシャ、地中海、美術館に展示された若い男女の印象画、誰もいない夏の海、永遠に続く波の音。
輪廻転生というと重く感じますが「女子大生が教えてる」というようなとても軽くて明るいです。とりわけ「今この瞬間の現実」について、彼女の授業を受けみたい!
著者自身が言っているが「この本は古代ギリシャ以来の古い伝統に従い対話形式で書いている」ということだから、私がこの本からギリシャ、地中海のニオイを感じたのはそのせいだったのかという思いです。
映画の原作にぴったりと思えるくらい、余韻が長く長く長く続く物語です。ちょっとミステリアス、ちょっとスピリチュアル、ちょっと哲学……、そんな感じの良書です。 レビュー作家 宮島茂夫