『愛と歓喜の数式「量子モナド理論」は完全調和への道』(初刷)をご購入された方へ - 2023.07.04
マリファナマン
著者・編者・話者・翻訳者など | ジギー・マーリー 著 |
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ジャンル | 健康意識とエネルギー > 大麻問題 |
出版年月日 | 2011/09/01 |
ISBN | 9784896342895 |
定価 | 本体2,477円+税 |
在庫 | 在庫あり |
(大型本・マンガ) ジギー・マーリィ著 翻訳 石川文代/Sage
レゲエの神様ボブ・マーリー。その彼のDNAを継ぐ息子ジギー・マーリィがマンガを描いたとすれば、読みたくなるのは当然だ。しかも『マリファナマン』という飛び抜けた題名。この時点で「勝ち」のようなものだが、やはり気になるのは内容だろう。
まずは絵から。一言で言うなら、素晴らしい。作者はミュージシャンでもあるが、このマンガは決して片手間で作成されたものではないと分かる。全編フルカラー、1カット1カット丁寧に練られた構図、まさしくアートを見ているような感覚になる。
ストーリーもパンチが効いている。アメコミにありがちな単純な善悪の対立ではなく、血なまぐさいバトルに偏向することもない。むしろ主人公は争いを忌避するような、精神性の高い、エコロジー思想の持ち主でもある。詳しくは、ぜひ本書を手に取ってもらいたい。スーパーマン、バッドマンなど従来のヒーロー像を一新する、21世紀型ニュー・ヒーローが誕生したのだ。 レビュー作者 三浦ユキ