「無職!無芸?!怠惰!!なハウスワイフが演出する 至福のひととき「コーヒーブレイク」。 貴方のストレスもイライラも、飲めばすっきり後味さわやか 苦み、酸味、甘味、さまざまなテイストをお楽しみあれ!! おかしいのは、著者か?世間か? クスッと笑え、フ〜ンと考えさせられる まさに、ブレイク寸前?!の面白さ 日常、誰もが感じているウップンを、軽妙なタッチで再現 貴方の脳を心地よく刺激する?!

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         古日山 伝子 著





 コーヒーブレイク





                                   明窓出版



















   推薦の言葉
●●●●●推薦の言葉の中身●●●●●

































ことのはじまり


 この「コーヒーブレイク」は、以前生命保険の会社に勤めていた時、職場や開拓訪問する際の名刺代わり、お近づきアイテムとして書き始めたのがキッカケだった。先輩営業員達は、アメやガムを配りながら、世間話に花を咲かせていたが、話すことが苦手な私は、それが出来なかった。何とか自分をアピールする方法はないかと考えた末思いついたのが、この策だったのだ。
 保険関連の話や、身辺雑記的なものを綴り、あちこち配っているうち「コーヒーブレイク」を楽しみにして下さる方が増え、次第にその反応が面白くて書くようになった。保険のパンフレットを持っていっても、「いつものは?」と聞かれ、仕事にならないワ……とボヤきながらも、内心は嬉しくて仕方がない。その気持ちが、今でもずうっと続いているように思う。
 保険の仕事は結局長続きせず、6ヶ月で辞めてしまったが、「コーヒーブレイク」を止める気にはなれなかった。     後略



























 CONTENTS


Part衍・・・・・・・・・・・・・・・・
まさか、私が……?
あいさつするのは勇気がいります
あやしい者ではありません
知らぬが仏、お気楽一家
人生の分かれ目
正統派の保険見〜つけた!
節約上手
年賀状自粛から7年
一生に一度バンド
ちょっとだけ待ってて
言わせて貰えば
役員選出回避の奥義
二足のわらじは履きにくい
    やれる事とやれない事
カラーリング体験記
心の実感
収納の極意
自分の値打ち
自己紹怪
転ばぬ先の道しるべ
トリプルbusy
タコする?
いまさらピアス
賛否両論皿洗い
やるなら一気に!
カラオケ悟った?
大掃除の適期
ヘルペスの話
プロもピンキリ
命名あそび
運び屋
冬のお助けグッズ
ジンクスを破れ
プレゼントは電気イス
トットちゃんに会いたくて
ちぎっては投げ
パソコンは魔法の箱?
花粉症の特効薬
欲しい物リスト
仔犬騒動
クロ
モニター体質
漢字のリハビリ
新キャラクター登場
誰がお茶を入れるの?
Home Office 開設
小道具マニア
箱入り掃除ツール
不愉快な愉快犯
首吊り健康器具
主婦の定休日
夢の行方
見栄か名誉か現実か
裏ブレイク
事故もらっちゃった!
救急車初乗り
先生糸切っちゃダメ!
タクシードライバー固まる
大事な約束
大ハズレの保険屋
犯人探し
書面で残すことの意味

Part・・・・・・・・・・・・・・・・・71
 ひょんなことから
・日陰の女
・カウンセラピー
・不倫よりフリー
・六十の手習いは奇跡
・バロメーター・スーツ
・データベースの構築
・着たい服を期待
・エッセイストの逆襲
・お掃除プレゼント
・ボケたらぬいぐるみ
・メッセージライター
・ムカつく!
・ガーデニングというよりも
・エクステリア・トライアル
・ことさらガーデニング
・切実にMy手帳
・ルビふって字固まる
・デブ性
・助っ人登場
・座右の銘
・占い納め
・ピアノ・カラオケ
・なるほど車検
・「待ちの日」
・これからの課題
・〃宮子さんの言葉を借りて
・上っ面世界旅行
・死ぬまでマガジン
・親子ズレ
・侵入者の恐怖
・シーハー歯〜
・あいさつ指数50%
・本音演説
・「あいさつ」という出会い
・喫茶店ノスタルジア
・頭の中は空想ドラマ
・アメとバイク
・会釈の仲
・スチームでそうじ?
・忙しい持病
・花束こわい
・スプリング・ファンタジー
・アクティブ・レター
・まじ?バンド
・うずくまる母性
・おばさんという生き方
・記念撮影
・ここぞとばかり七光・・・・・・・121
 あとがきブレイク
 あとがきのおまけ
 会報のお知らせ
 転職歴一覧
 プロフィール


























               タイトル:無職の主婦 by Denko







まさか、私が……?


 つい、この前まで主婦していた私。何か仕事はしたいけど、保険屋のおばさんにだけはなりたくないと思っていた。ハデでしつこい中年女性……というイメージが強く、実際わが家に訪れる保険屋さんは、皆このタイプだった。
 多少の偏見もあったろうが、調子の良いしゃべりっぷりでまくしたてた末、脈がないとわかると「また来ますね」などと言って、二度と来たためしがない。真面目に応対したのが馬鹿らしくなる。残るのは憩いの場に土足で踏み込まれたような不快感。居留守使っちゃえばよかったかな……それもちょっと大人気ない?あー全くうっとうしい。
 そんな私がなぜ?
 保険の仕事を始めるにあたっては、嫌われ者のイメージも含めて、色々考えるところはあったけれど、なぜ保険が必要なのか、それがどういう役割を果たすのかが分かってきただけに、きちんと伝えたい(まだまだ勉強不足ではありますが)という思いが沸き上がってきたのである。
 そうだ、私は正統派(そんなもの何処にあるって?)の保険屋になろう!なにも悪いイメージを引き継ぐ必要はないんだから。
 そう思ったら心が軽くなった。



あいさつするのは勇気がいります


 私は、朝、ひと仕事してからM生命に出社する。そのひと仕事とはみどりのおばさん。正式には、宇都宮市交通指導員(非常勤職員)という。
 子供たちが横断歩道を渡るたび「おはよう!」と声をかけるのだが元気なあいさつが返ってくることは少ない。高学年になると恥ずかしさも手伝ってか、しらんぷりして足早に通り過ぎていく。低学年はといえば寝不足ぎみの顔でボ〜っと行き過ぎる。なんだか情けないやら寂しいやら……複雑な心境だ。
 しかし思い返してみると、私もあいさつって苦手だったな。自分からあいさつした方が良いと分かっていながら、つい口ごもって、ごまかしてきたような気がする。
 それが何の因果か、今度は自分が声をかける側になってしまった。みどりのおばさんは、なんとか慣れてきたが、保険の仕事も、積極的に声をかけることが第一歩。ヨシ!明日から……!そう思いながらも、素直に声を出せないもどかしさ、ぎこちなさ。「こんにちは!」とひとこと!頼りない決心だけれど、ひたすら勇気をふりしぼって、言ってみることにしよう。









あやしい者ではありません


 最近、保険のおばさん業を続ける決心が揺らぐ事が多い。
インターホンで断られるのは毎度のこと。玄関を開けてもらえたので「M生命の……」と言いかけたら、モノも言わずにドアをバタンと締め、ガチャリと鍵をかける音。
 工場の昼休みに行けば、遠巻きにチラリと見て、挨拶すれば無視されるか、うさんくさそうな視線を投げかけられる。もちろん全部が全部そういう人ばかりではないけれど、こんな経験はあえてすることはないんじゃないかしら?と疑問符が頭の中を飛び交っていた。保険の話をする前に、人格を否定されているようで、それが一番こたえた。私だってあなたと同じ人間なのよ!
 しかし、ある一面、引いてしまう自分にも責任があるかもしれない。『自分の利益のために保険を勧めている……と思われているのではないか』と思うと、これはいい保険だな……あの人にはこの保険のことを伝えたい……と思っていても、言えなくなってしまうのだ。
 そんなとき、親しい友人が、話だけなら聞いてあげるからいらっしゃいよ……と電話をくれた。恐る恐る、遠慮しいしい訪ねていったらきちんと向かいあって話を聞いてくれたのだ。意外に保険の内容って知らないものね。勉強になったわ……と喜ばれて、素直に伝えられた気持ちがさわやかだった。この気持ちを忘れずに続けられたら、いい仕事ができるかもしれない。


知らぬが仏、お気楽一家


 実は、私の父は保険屋だった。保険屋といっても損害保険……自動車保険がメインの仕事だったようだ。栃木支店長として転勤してきて、猛烈に働き、この地で逝った。51歳だった。
 あれから14年たった今、私がここで保険の仕事をしていようとは夢のかけらほども思っていないだろう。なにしろ、保険屋の娘でありながら、保険知識ゼロで、生命保険と損害保険の区別さえつかなかったのだから。
 ある日、趣味がきっかけで知り合った友人(後にM生命に誘った人)に、どちらの保険に入ってるの?と聞かれ、生命保険?なにか保険には入っていると思ったけど、実家が保険屋でみんな、お任せだから分からない……と答えた。なんとなく気になり、証券を探してみたがそれらしきモノがない。実家に確認の電話をしてみたら、生命保険は入っていないという。……ということは、何の保障もないってこと?!保障はある、ある……と勝手に思い込んでいたから、どんな保険の勧誘員が来たって、うちは大丈夫!と胸を張って断っていたのだ。
 知らぬが仏とは、まさに私のことだったのね〜。かつて父が生命保険に入りまくっていた……という話を聞いたことがあったが、その意味がようやく分かってきた。お金で命を引き替える事は出来ないが、自分に万が一の事があった時、家族が路頭に迷わないようにと、入ったのだろう。
 まさか、私のような大ボケの人はいないだろうけれど、この悪例を機に、今一度、証券の確認や、保険の意味を考えることをお勧めしたい。


人生の分かれ目


 保障ゼロだったわが家も、ようやくきちんとした内容の「生命保険」に加入することが出来た。わが家にあった保険をと、ライフサイクルや必要保障額、そしてお財布の中身に相談し、色々な商品の中から比較検討し、決めたのだ。
 必要性は充分感じていたので、早めに手続きをと思ってはいたが、自分のこととなると、ついつい後回しになってしまう。やっと手続きをすませ、契約成立の知らせがきた、その矢先、ナント主人がアキレス腱を切ってしまったのだ。入院は1日だったが、手術が必要という診断で、早速、手術の特約が役に立ってしまった!
 これを不幸中の幸い……というのかどうかは、ちょっと疑問だが、もしも、万一のことが起こっていたら……と考えたら、ぞ〜っとした。1日でも手続きの日が遅れていたら、受け取れると思っていた保険金が、受け取れないという事態にもなりかねない。
 今回、たまたまアキレス腱だったから、それほどのダメージは感じなかったかもしれないが、一生涯を左右する額が絡んでくるとなると、事情が変わってくるから恐ろしい。入っていて良かった!
 実際、もしもの時は私が家計を支えるしかないわけだが、夫と同様の収入を得られる可能性は非常に少ない。よく、保険を勧められた時が決め時だというけれど、必要と感じたなら、出来るだけ早く手続きを済ませて、後悔のない安心を手にしてほしいと、掛け値なしに感じた出来事だった。





正統派の保険見〜つけた!


 正直に言おう。私は1月いっぱいで保険の仕事を辞めるつもりでいた。11月に入社して、その1カ月後、私を仕事に誘った人が、色々な事情もあり、急に辞めることになってしまったのだ。この人となら仕事をしてもいい……と思って入ったのに、おいてきぼりになってしまい、しばらくどっちを向いて歩いて行ったらよいのかも解らない状態だった。
 もともと成績で人と競うのは好きではなかったし、そういう事では燃えないタイプなので、単純に、駄目なら辞めちゃうんだ!と考えた。ただ、せめて辞める日が来るまでは、仕事をしなくては……と見よう見まねで、やろうとした。ところが、やればやるほど嫌になってくる。押し売りしているという観念が頭から離れないのだ。
 そんな時、ある雑誌で「保険営業員の言いなりになって、高い保険料を払わされてはいませんか?」という問いかけの記事を読んだ。そうなのだ、常にこういうイメージが付きまとっている。なるほど、確かに、そういう事実もある。しかし、逆を言えば自分はそういう保険の勧め方をしないで、きちんとした資料に基づいた保障額と、実際に払える範囲内のベストな商品を提案すれば良いではないか。そう確信できたとき、ようやく落ちついて保険を勧められるなあ〜と、妙な安堵感に浸ってしまった。
 それから数日後、さんざん保険屋の悪口を言っていた人から電話があった。年金に入りたいのだという。以前説明したときは、国民年金に入っているから必要ないと断られたのだが、誤解されている事があったので、その保険の特長とメリットを書き添えた手紙を送っていたのだっけ!契約が頂けるのはもちろん嬉しいことだが、誤解が解けいい保険だから……と言って貰えたことが、なによりのご褒美。お客様曰く、「私の事を考えての説明が嬉しかった」と。
自分で言うのもおかしいが、口べたではあるが嘘のつけないタイプ。ありのままを伝えることが一番の仕事なら、やっていけそうな気がしてきた。


節約上手


 最近の婦人雑誌には“食費をもっと安く”などという記事が多くパラパラと見てみると、いじましいほどあの手この手が載っている。ものぐさな私には到底まねの出来ない芸当だ。
 我が家の節約といったら……なんだろう?強いていえば理容費かな。うちは家族4人、みんな私が床屋がわりになって、切っている。さすがに自分の髪は無理と思っていたが、何回か美容院で、カットしているテクニックを盗み見たり、ちょっとしたコツを教わったりしているうちに、全体のカットが出来るようになってきた。一人カットする毎に、頭の中のレジスターがカシャーン!と音をたてたりして、すごく儲かった気分になるのだ。
 皆さんも、そんな金銭感覚の細かさってあると思うのだが、思わぬところで無頓着にお金を使っていることがある。というのも、最近保険の仕事で、証券を確認するため、書類を見せて頂く機会が増えてきたのだが、勧められるまま、必要以上に多件数の保険に入っていたり保障の割に保険料が高かったりと、惜しみなく?お金を払っていらっしゃる。
 私もこの仕事をするまでは、無頓着の極み……ではあったし、どこの保険も大差ないと思っていた。ところがいざフタを開けてみたら、随分違うものなのだな〜これが!
 もしもの時に保障を得るための投資も必要だけれど、無駄な出費を抑える事も大切。今日は、そんな保険選びを提案したい心境だ。


年賀状自粛から7年


 あ、ゴメンナサイ。立ち読み部分はここで終わりなんです。ここまで読んで下さって有りがとうございます。
 このあともっと面白くなりますから買っていただけるとすごく嬉しいです。 



















 あとがき


     ブレイク
     ブレイク

 最後の最後までブレイクするなら、うんと強がってみましょうか。私には「人に出来ない特殊技能」があるんだぞ〜!と。特殊技能……それは、書く才能があるという意味ではなく、ズッコケた生き方が出来るという点で、そう叫びたい。ふふふ……真似できまい!
 さて、コーヒーブレイクの今後だが、読んで下さる方がある限り、書き続けるつもり。他に、11回の転職についての裏話や、子育て前編……時効になった?話など書いてみようかな……という構想もある。
 理想は、このネタを活かして仕事ができる事だけれど、物好きの依頼主を探すしかない……か。ひそかな夢は、「おしゃべり口演会」という未知の分野に挑戦すること。本音演説の不完全燃焼が、まだ、くすぶっているからかもしれない。とはいえ、本当に依頼が来たら、うろたえ、あんなこと、書かなきゃ良かった……と思うに違いないが。

























 著者プロフィール


こひやま でんこ
古日山 伝子(本名 古日山孝子)

 昭和34年(1959年)東京で生まれる。父の転勤で3〜10歳まで神戸に住んでいたが、その後は東京。公立小中学校卒業。獣医に憧れ、獣医大付属高校へ。間近で獣医大の実態を見て夢は冷めたが、ふとした事から詩を書き始め、詩集「からのなか」を自費出版した。高校卒業後、保育専門学校に進む。子供は大嫌いだったのだが、多彩なカリキュラムに引かれ、入ってしまった。フォークギターに夢中だった日々。卒業制作で、手作り絵本「あいちゃんとあめ」を描く。また、同人誌のまねごと「月屋」を始める。2号で廃刊。ちゃっかり幼稚園教諭・保母の資格だけは取得し、卒業。
 二十歳の時、父の転勤で宇都宮へ。本屋のアルバイトをしながら「道楽誌ゆん」の発行に明け暮れる。当初は謄写版で刷っていた。24号まで発行。続いて「TILT MAGAZINE」6号で休刊。
 アルバイト先で夫と知り合い、結婚。そのいきさつをまとめた
「結婚物語」、再び復活した「ゆんagain」11号まで発行。また、手作り絵本の会に入り、8冊の絵本を作った。近況をつづっては、配っていた「がらくたトーク」などもある。
 現在、月刊「biriyanon」という投稿誌を編集発行している。風前の灯火、いつまで続くかは分からないが32号(98.7)発行は果たした。
 小論文用「独学ハンドブック」「基礎の基礎講座テキスト」等は、小論文指導の必要に迫られて編纂。そろそろ改訂版もと思っているが自分の覚え書き程度の物なので、なかなか進まない。

[趣   味]気まぐれお菓子クッキング・イージーソーイング
[     ]ピアノいたずら弾き・庭いじり・落語を聞くこと
[嫌いなもの]蚊・地震・掃除機・嘘をつく人
[好きな言葉]誠実 モットーは、有言実行






















本の誕生秘話

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 読者感想文

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