年上の彼女を持つと 年上の彼女ははたして…… 年上の彼女のよさは 年上の彼女って

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こんな形の恋愛があってもいい……。 
同性愛。前世で別れた二人の出逢い。 
若いつばめとの同居……。
エキセントリックにミステリアス。
黒田しおんが贈る3つのファッショナブルな物語。
 
● 恋人の色       
● normal             
● 遠い記憶 

目次 本文70% あとがき

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Copyright (C) 2007 明窓出版, All rights reserved






























   推薦の言葉
●●●●●推薦の言葉の中身●●●●●

































  まえがき

●●●●●まえがきの中身●●●●●

























       目 次




恋人の色 ………………………… 5


normal ………………………… 57


遠い記憶 ………………………… 115


























恋人の色







  「ねぇ、あなた。私のツバメにならない?」
 見ず知らずの女性から突然そんなことを言われたら、たいていの男は驚くだろう。当然、僕も驚いた。
「はぁ?」
「あなた、夜は毎日このお店でアルバイトしてるの?」
「はい」
「大学生よね。いくつ?」
「二十二歳です」
 両手に隠れた黒革の財布を柔らかく握りしめたその女性は、羽を広げた孔雀のような綺麗な笑顔を見せた。
「時給いくら?」
「千円」
「月収は?」
「十万ちょっと」
「三倍あげるから、私の所に来なさいよ。好きなことしてていいから。どう?」
 客足が途絶えた深夜。素性も分からない女性から、唐突な誘いを受けて面食らった僕は、おでんを眺めながら三十秒ほど迷ったが、衣食住を保証された夢のようなアルバイトに思え、おもむろに頷いた。
「物分かりがいいのね。じゃ、今夜から泊まりにいらっしゃい。隣のマンションの805号室よ。何時でもいいから」
 どんなに都合よくできたテレビドラマよりも都合よく、他人が聞いたら呆れ返るような安易さで、簡単にナンパされた僕は、その夜から、黒田シオンのツバメになった。



 スポーツ店の経営者で、レストラン《WILD&MILD》のオーナーでもあるシオンは、マイルドな性質の女だった。
 ツバメの僕に、シルク素材のピンクのパジャマを着せて満足し、ペットを呼び寄せるように「モモちゃん」と呼ぶ。
「モモちゃん。暇な時は、お店においで?」
「どっちの?」
「スポーツ店」
「手伝うの?」
「ううん。何もしなくていいの」
 レストランもスポーツ店も経営は上々で、従業員にも不足はない。
「俺、手伝ってもいいよ。夜は一人で暇だから」
 帰宅は深夜と決まっているシオンを待ちわび、ビデオを観ながら寝てしまう僕は、一人寝の切なさに負けそうになっていた。
「夜遊びしないの?」
「今まで夜はバイトしてたから、昼間遊んでるんだよ」
「付き合ってる子は、いないの?」
 独占欲を持たないシオンは、僕が誰と何をしようが一向に気にかけない。それが不思議で、時々淋しい思いをすることがある。
「他の女の子と何しても平気なの?」
「そういう条件でしょう?」
「そんな馬鹿みたいな契約、なんでしたの? なんのメリットもないよ。大金渡して、好きなように使われて、損するだけだよ」
「誰かを愛している証拠が欲しかったのよ」
「証拠? (物的証拠。存在証明)」
 咄嗟に、そんな四字熟語が浮かんだ。
「じゃ、気持ちはどうでもいいの?」
「気持ち? 一緒に寝てるじゃない。嫌なら


 あ、ゴメンナサイ。立ち読み部分はここで終わりなんです。ここまで読んで下さって有りがとうございます。
 このあともっと面白くなりますから買っていただけるとすごく嬉しいです。 




















 あとがき

   3つの話しとも、不思議な感じで、“日本”らしさがあまりなく、でもだからといって外国でもなく…。思わず一気に読んでしまいました。   (福岡県 I)
























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  3つの話しとも、不思議な感じで、“日本”らしさがあまりなく、でもだからといって外国でもなく…。思わず一気に読んでしまいました。   (福岡県 I)