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「なんか変!」なことばかりだった
【2002FIFAワールドカップ】
今だから明かせる秘密の事件簿
サッカー界の「たぬき算!」を見直して、2022ワールドカップ日本単独開催へのムーヴメントを起こそう!
――重度ハンディキャップを乗り越えて車椅子で応援する著者から――

前書き 目次

本文70% 感想BBS あとがき
Copyright (C) 2007 明窓出版, All rights reserved













 
         新宮セイシ 著





 イッツ☆たぬき算!


  間違いだらけのワールドカップ
〜 世界の非常識がやってきた 〜



                                   明窓出版



















   推薦の言葉
●●●●●推薦の言葉の中身●●●●●

































  Prologue(プロローグ)


たぬき算!
     …………う〜ん、やっぱり化かされたか……?
  古くから日本に伝わる「捕らぬ狸の皮算用」ということわざがある。

 たぬき算とは何か?
  それは……、
  「間違いだらけの方程式」
  「根拠のない計算式」
  「思惑だけの計算式」など、物事を何も考えず思いつきでやってしまうことを呼ぶ。

2002年のワールドカップは「間違いだらけのワールドカップ」であった。
これぞまさしく【たぬき算!】である。
          後略

























 ……………………☆ 目 次 ☆……………………………………………………


Prologue(プロローグ)4

第一章 折れた翼 ワールドカップ・それぞれの価値観 13
   1、捨てたW杯への切符 14
   2、夢舞台は終わらない 21
   3、ブーイングは世界共通語? (ブラッターへのブーイング)27

第二章 これぞ正規のダフ屋さん? 35
   1、正義の味方の悪漢か 36
   2、FIFAは貘も連れてきた? 《【プレステージプログラム】の実態》56


第三章 オレは大家だ。81
   【間違い劇場・その1】「オレは大家だの巻」 88

第四章 夢で見ちゃったスケッチブック? 117
   [バーチャルスタジアム構想] 118
   【間違い劇場その2】「もし試合途中でルールが変わったら? の巻」 123
   【ドラマ・バレバレ】「夢にまで見たスケッチブック」 148

第五章 これにはカラスも固まった 〜たぬき算だよ全員集合〜 159
   1、整備不良のエンターテイナー達 160
       【日本代表のマスコット、カラッペ&カララに秘密?】
   2、どりーむ・ぷれーやー 182
       【FIFAワールドカップ・幻に消えた世界のスター達】
     世界から来た選手たち、そして幻のスター達たち 182


第六章 びっくらおどれえーた! 異文化コミュニケーション? 225
   1、「異文化コミュニケーション」って何??? 226
   2、我ら陽気なアフリカン!「難しい事は好きじゃない」230
   3、ウェルカム・カム・コミュニケーション261
       《審判だって外国人、早くお家へ帰りたい?》

第七章 リベンジ・ニッポン! 305
   1、知らなきゃ何も始まらない? 306
     FIFAワールドカップの歴史。307
   2、【たぬき算!】の集大成(もう大成功とは言わせない)325
   3、がんばれニッポン・2022への道のり! 354
   【間違い劇場その三】「祝ワールドカップ初優勝まで!」 365

Epilogue(エピローグ) 394
























第一章 折れた翼 ワールドカップ・それぞれの価値観




  1、捨てたW杯への切符

 

【2002FIFAワールドカップ・コリア・ジャパン】を直前に控えた、2002年5月中旬の事である。
 日本で行われる【2002FIFAワールドカップ・コリア・ジャパン】本大会のファーストラウンド・1次リーグ、いわゆる予選リーグを戦う事になる16チームと、その他に韓国で予選を戦うが、キャンプは日本で張るという数チーム、合わせて20数チームの強者達が、遂に夢見た決戦の地「ニッポン」へとやって来た。

 前回98年フランス大会の決勝で、圧倒的な強さを印象付けた覇者、FIFAランキング1位の王者フランスチーム。
 日本中を騒がせ、旋風やブームまで引き起こしたカメルーンチーム。
 世界中を一世風靡したベッカム・ヘアーのデビット・ベッカム率いるイングランドチーム。
 アイドル集団トッティ様、デルピエロ様、カンナバーロ様のイタリアチーム。
 ヨーロッパの赤い悪魔として恐れられ、我らが日本代表の最大の敵? ベルギーチーム。
 超攻撃的キーパー、戦うブルドック・ホセ・チラベルトが従えたパラグアイチーム。
 そして圧倒的に他を寄せ付けない強さで4回もの優勝経験を誇る、キング・オブ・フットボールカントリー、そう世界中がその実力を黙って認めるサッカー王国ブラジルチーム。
 どこを見ても目を見張るばかりの世界のスーパースターや世界の強豪と言われるチームが続々と日本に集まり、そして日本中に華やいだお祭りムードが流れ始めた正にその頃、ワールドカップ直前の賑わいも絶頂のように思われた。
 しかし、私はその続々と来日してきた世界の名だたるナショナルチームの中でも、欧州の実力派と呼ばれ伝統のある一つのチームに着目した。

 それは、アイルランドチームである。

 前キャンプ地であるサイパンから到着したアイルランドチームには、いつもと違う雰囲気が漂っており、何となく物足りなさが感じられた。
 そのアイルランドチームをよく見ると、当然彼らのリーダー格であり中心選手で、なければならない選手、そうだ主将でもある彼の姿が無かったからである。
 その彼の名は「ロイ・キーン」である。

 ロイ・キーン、彼はイングランドの主将、かのデビット・ベッカムと共にイングランド・プレミアリーグの名門「マンチェスター・ユナイテッド」でプレーしている、言わずと知れた世界屈指の名プレーヤーで、名声も地位も確たるものとしている選手である。
 当時のアイルランドチームは、彼「ロイ・キーン」のチームと言っても過言ではないほど彼に依存し、彼のカラーに染まっていたが、これは正に彼「ロイ・キーン」がアイルランド国内では国民的英雄と呼べる存在という証でもあった。
 しかし、日本に到着したそのアイルランド代表のチームには、彼「ロイ・キーン」の姿は無かった。では、いったい彼はどこに消えたのであろうか?
「ロイ・キーン」は、決してワールドカップのアイルランド代表チームに選ばれなかった訳ではない。また、彼は、ケガをしてプレー出来なくなった訳でもない。
 それなのに、何故彼は他のアイルランドチームのメンバーと一緒に来日しなかったのであろう。
 事実、数日前にアイルランドサッカー協会が発表した【2002FIFAワールドカップ・コリア・ジャパン】に登録予定の代表メンバーには、彼の名前、そう「ロイ・キーン」の名はキャプテンとして誇らしげに載っていたのである。
 実際にアイルランドチームが来日した当初のチーム名簿には、「ロイ・キーン」の名は存在していたのである。
「ロイ・キーン」、彼は遂に【2002FIFAワールドカップ・コリア・ジャパン】のピッチを踏む事は一度もなかったのである。いったい彼に何が起きたのであろうか?

 しかし、これは、彼自身の決断であったと言っても過言ではなく、今回の【2002FIFAワールドカップ・コリア・ジャパン】を語って行く上で、とても重く受け止めなければならない事であったような気がする。なぜなら、「ロイ・キーン」、彼は、彼自身で【2002FIFAワールドカップ・コリア・ジャパン】で、サッカー選手として致命傷とも思われる行動、ワールドカッププレーヤーの道を自らの判断で捨てたとも言える決断と行動をしたからである。

 アイルランド代表チームが、5月24日からの出雲市でのキャンプを前にサイパンでキャンプを張っていた時の事である。アイルランド代表のミック・マッカーシー監督(ミック・マッカーシーはイギリス生まれでありながら、アイルランド代表として、57試合もの試合に出場した異色の経歴を持つプレーヤーであった)と口論となった。(この口論の理由は色々と取りざたされているが、サイパンでの練習場の施設の設備をめぐってという説と、ミーティングのあり方をめぐってという説などがあり、このミーティング説にはロイ・キーンがミーティングを拒否したという噂が有力とされている)
 その後、この事件が首脳陣批判と受け取られ、一端は強制送還を言い渡された。
 強制送還を言い渡され興奮状態であったロイ・キーンが、チームを離れる決意をした事により、彼の所属クラブであるイングランドのマンチェスター・ユナイテッドは、クラブのプライベート・ジェットをサイパンへと向かわせたのだか、その一方でマンチェスター・ユナイテッドのフロントと同クラブのアレックス・ファーガソンらは、彼を落ち着かせようと必死で電話による説得を続けていた。しかし、あろう事かロイ・キーンは再び同じトラブルを起こし、とうとう5月23日にワールドカップ終了後の引退をも決意して、遂に用意されていたマンチェスター・ユナイテッドのプライベート機に乗り込み、母国アイルランドに帰国してしまった。

 ロイ・キーンがいなくなった事は、アイルランドチームにとって言うまでもなく痛手になったのは明らかであるが、アイルランド国内に与えた影響はそれだけに留まらず


 あ、ゴメンナサイ。立ち読み部分はここで終わりなんです。ここまで読んで下さって有りがとうございます。
 このあともっと面白くなりますから買っていただけるとすごく嬉しいです。 

















 Epilogue(エピローグ)


 サッカーとは、世界を代表する特別なスポーツである。時にはスポーツの枠組みを大きく越え、国と国の威信をかけた熱き戦いのような代理戦争として使われる事もあれば、村おこしに一役買って出る事もある。人々に夢や希望を与える素晴らしい力さえも持ち備えている。
 だからこそ、【サッカー】や【ワールドカップ】が、国と国との紛争の道具として、政治の道具として、また、お金儲けの道具として使われている現代の世の中の状況を、黙って見過ごす事は出来ない。サッカーの持っている本来の魅力を目一杯引き出す事が出来れば、世界中に平和と幸せをもたらす事が出来ると信じている。
 この本を執筆するにあたり【ワールドカップ】、そして【サッカー】に対する熱い思いだけは誰にも負けないと確信している。       後略






















 著者プロフィール

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