近思録を読まずして近思録を語るなとか、近思録の分かり易い本が皆無だとか言われている

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朱子著 (編集 朱熹&呂祖謙/訳解 福田晃市)
税込1,365円  09年1月刊


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この本は、朱子学を学びたい人のための学習参考書です。読者は、この本をよく読むことで、この混迷した時代を、迷うことなく生きていけるようになれます。そう言えるのは、朱子学は個人の自立をめざしているからです。
ところで、あなたは、「朱子学」と聞いて、それを「封建主義道徳」だと思うかもしれません。しかし、それは誤解です。

【このような方に】
経済人としての確固たる理念を求めている若手サラリーマン。
受験戦争から解放されたとたん、何を学べばよいのか分からなくなってしまった大学生。
人々のモラルの低下を心配している人。
経世済民の理想に燃える役人や政治家。
朱子学者になりたい人。

この本を読まれる人に次の本をお薦めします。
<「よく分かる論語」
「よく分かる孟子」
「我が子に帝王学を」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 













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目次

はじめに…………6
朱熹(朱子)のはしがき…………12
呂祖謙のはしがき…………14
巻頭特別企画朱子学を学ぼう…………16
第一巻道体…………66
第二巻為学大要…………94
第三巻格物窮理…………153
第四巻存養…………199
第五巻改過遷善克己復礼…………236
第六巻斉家之道…………261
第七巻出所進退辞受之義…………277
第八巻治国平天下之道…………303
第九巻制度…………325
第十巻君子処事之方…………349
第十一巻教学之道…………384
第十二巻改過及人心疵病…………398
第十三巻異端之学…………413
第十四巻聖賢気象…………427
主要参考文献…………447


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四、朱子学における学問
1.何のために学ぶのだろう?
朱子学において、学ぶことは、聖人になるためにあります。聖人とは、理想的な人のことです。どのように理想的なのかというと、誠の人で、みんなによい影響をもたらす人なのです。また、聖人とは、仁・義・礼・智といった徳を体現している人でもあります。このような聖人になることをめざして、朱子学では学ぶのです。
ですから、朱子学は、博文強記(何でもかんでもむやみやたらに暗記して知っていること)や巧文麗辞(文章をうまくし、言葉をかざりたてること)をめざして学ぶことを真の学問とはみなしません。単なる玩物喪志(表面的な華やかさに心を奪われて、自分の志を見失うこと)とみなすだけです。

2.聖人になるための方法は?
朱子学では、「聖人とは、特別な人だけにしかなれない特別な存在ではなく、学ぶことによってだれもがなれる存在だ」としています。その基本的な方法は、復性(性に復すること)です。今風に言えば、本当の自分に戻ることです。この復性は、性にあった生き方(自分にふさわしい生き方)ができるようになることをめざします。 ところで、性即理(性=理)なので、復性とは、理にかなった生き方(客観的にみてよい生き方)ができるようになることをめざすことであるとも言えます。つまり、復性とは、「性にあった生き方=理にかなった生き方」の実現をめざしているのです。
そして、性にあった生き方ができるようになるための方法を居敬と言い、理にかなった生き方ができるようになるための方法を窮理と言います。朱子学における学問(聖人になるための学問)は、この居敬と窮理とを二大中心として構成されています。
では、以下、それらについて個別にみていきたいと思います。

3.居敬=敬にいること│主体的であろう
(1)居敬とは何だろう?
居敬とは、敬にいることです。すなわち、動くときにも敬し、静かにしているときにも敬し、いつでも、どこでも、つねに敬するようにすることです。
敬とは、主一無適(心が散漫にならないようにし、他に心を奪われないようにすること)であり、主事(みずから率先して事にあたること)であり、要するに、自分に主体性を確立すること(例│心をひきしめ、心ここにあらずといった放心状態になったり、考えなしに軽はずみな言動をしたりなどしないようにして、自分をしっかり保つこと)です。なお、敬していると、おのずと心がまっすぐになる(心がゆがんだりしない)とされています。 朱子学は、性善説の立場に立っています。ですから、人間はもともとまちがっていないので、本来の自分をなくさないように気をつけていれば、悪くなることはないと考えるわけです。
後  略


あ、ゴメンナサイ。立ち読み部分はここで終わりなんです。ここまで読んで下さって有りがとうございます。
このあともっと面白くなりますから買っていただけるとすごく嬉しいです。


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