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立ち読みなどは下のボタンをクリックして下さい。 この本は面白い。第1章の「政治家への警鐘」から始まって、以下、官僚、宗教 家、マスコミ、へと警告の矛先が変わるが、先ずは読んで溜飲が下がる。そうした職 業に携わる人々の、国民への嘘、国民を食い物している姿勢が、筆者の巧みな筆致に より、鮮やかに浮かび上がって見えてくる。その指弾のペン先は容赦がない。「笑わ せるな」「腹を切れ」そんな文字が文章中のいたるところに躍る。 作家、政治ジャーナリストとしての著者は、その立場になければ知り得ないところ を惜しげもなく提供し、その世界の内輪の内輪をのぞき見させてくれる。こんなにひ どい連中が、こんなにも多くのさばっているのかと、あらためて日本の国の指導者層 の頽廃ぶりにがっかりする。また、怒りを覚える。 右翼「大行社」総帥、岸悦郎の魂をもとに日本人論としてまとめられた本書は、右 翼・左翼の立場を越えて、何が本当かを考えさせる一書になっていると思う。 06年2月23日レビュー作家佐藤公則