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「七の月(天秤座)に入ってベスビオ大爆発直前の三日間を130詩を使っ て描く。刻々と変わる山体の様子を詳細に解読できた。

目次 あとがき

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Copyright (C) 2007 明窓出版, All rights reserved













池田邦吉 著





21ノストラダムス No.3





明窓出版



















推薦の言葉
●●●●●推薦の言葉の中身●●●●●

































まえがき


異常気象がますます猛威を振い、人間の生存そのものを脅かすようになってしまった。それは新世紀にはいってなお観測記録を年々塗り変え一向に衰える気配を見せない。高温と旱魃、その反対に冷夏長雨、集中豪雨、嵐等、過去のデーターは役立たず、予報官の頭を悩ませ続けている。
こんな異常気象がこのまま数年続くとすればベスビオの活動によらずとも、人口は著しく減少するのではないかと危惧する事態に立ち至った。
今年8月。ヨーロッパ南部は酷暑によって2万人以上が死亡した。阪神淡路大地震によってもニューヨークテロによってもこれほど多くの死者は出ていない。まさに大惨事と言えよう。フランス保健省の高官は異常事態を察知し夏のバカンスをとり止めてパリーに早々に戻った。遺体の集計を始めるや、余りのその多さに辞表を書いた。政治問題化しつつあったからである。しかし、局長一人が辞めたからといって高温が納まったわけでもなく、その後も死者は刻々と増え続け、8月末集計結果はフランスだけでついに1万5千人ほどにも達していった。政府は引き取り手の現われない遺体の葬儀費用に頭をかかえた。
スイスでは41℃という観測史上最高温を記録し、氷河は滝のように音をたてて融け出した。避暑をかねたモンブラン登山は融けた氷によって岩が支持を失ない、その落石によって日々死者が作られ、ついには立入り禁止となっていった。
























目次


まえがき ……………… 2

序章検証と修正 ……………… 9

第一章七の月に
一ノ一ナポリ救出の国際会議 ……………… 22
一ノ二神の言葉が成就する ……………… 37
一ノ三三夜にわたって ……………… 56

第二章9月25日
二ノ一年貢の納め時 ……………… 78
二ノ二若きオグミオン ……………… 100
二ノ三フランス陸軍山に登る ……………… 122

第三章脱出
三ノ一9月25日夜 ……………… 148
三ノ二9月26日 ………………168
三ノ三七人の僧 ……………… 189

第四章大爆発
四ノ一9月26日夜 ……………… 212
四ノ二開戦 ……………… 230
四ノ三9月27日早暁 ……………… 243
四ノ四ナポリ放棄される ……………… 261

あとがき ……………… 279

























一ノ三三夜にわたって

ベスビオの大爆発は9月27日の早暁に始まり、二番目の大爆発は一回目に続いて起こる。その夜三回目の大爆発によって現在見えているベスビオは吹き飛ぶと言う。これが、ベスビオ有史以来、最大の爆発である。その前日、26日の夜と25日の夜にも中小の爆発が起こるようである。

破壊を請負わんとする者あり、
無敵の比類なき強さを持って支配する。
三夜にわたり敵対し、不法行為を働く。
最も偉大なる者がテーブルの上の聖書を読む時。
(第5巻83番)

バイブルを読み上げているのは新法王であろう。ヨハネ・パウロ二世は聖書を諳んじておられるらしく、外国語用のメモは手の中に持つことはすれどテーブルに聖書を置いて読み上げるお姿は記憶にない。一行目から三行目までの件はベスビオの活動のことと見る。
三行目の「不法行為」とは、法律に従わないということであるが、大自然の働きには、人間社会の作った法律など通用しないものである。「三夜にわたり」という表現から、三日間、連続的に大異変が起こると想像される。9月27日の夜の第三回目の大爆発により、ナポリ全滅という詩が多数あるため、三夜にわたる日は、この前の日の26日と25日ということになる。
破壊することを任務として持つ者、
桁はずれの力によって寺院と宗派を変える。
生きている人よりむしろ岩を傷つけに来たるものなり。
美しい言葉は耳に何度も繰り返されるが。
(第1巻96番)

四行目の話は前詩、テーブルの上の聖書を読み上げる新法王の言葉のことである。三行目の「岩」と訳した原語は他詩にもいくつか登場しており、総じて「岩盤、すなわち、プレート」の意味が強い。イタリアが乗るプレートを破壊すると言っているのである。大変だ!!

不法行為によって支配し、力によって平らげる。
艦隊が(港を)包囲し、航路の動静を探る。
二つの(マグマ流が)絶頂に達し、友達が結集して現われる。
長い間の眠りから、憎悪も露わに目覚めるだろう。
(第7巻33番)

「不法行為」というキーワードによって前々詩第5巻83番と一対の詩になっている。ナポリ住民を外国の地に避難させようと、大挙してやってきた艦隊の目の前に、二方向から現われたマグマの巨大な壁が見えている。真っ赤な火の壁は道路を横切り、今まさにナポリ大桟橋を呑み込もうとしている。艦隊はナポリ市全体を海から包囲しているものの、近づける桟橋はなくなりつつある。この艦隊は米軍の海軍で主力は第七艦隊である。遠くペルシャ湾から急遽馳せ参じたところである。アフガニスタンとその周辺に於けるアルカイーダ掃討作戦はほぼその目的を果たし、イラクでは親米政権が機能し始めているだろう。イギリスのロイヤルネービーはこの時ローマに近い港に錨を下ろし、NATO海軍はカンヌのそばレリンの港に結集している。ナポリは米第七艦隊の縄張り(建前上)ということもあり、他の艦隊は遠慮する形で後方に控えている。
三行目の「友達」はマグマの関係する出来事であろう。おそらく、地割れ等のことと考えられる。マグマ上昇の圧力が強まっていることによる影響がナポリ市全体に起きているのかもしれない。四行目の「目覚める」はベスビオの大爆発が近づいていることを示しているのであろう。
不法行為を働く破壊請負人がベスビオであるという三詩が登場したところで次の詩を見ておこう。

過去と共に彼の国の時代、影響力、
陽気人(=アメリカ人)が偉大なる者(=ベスビオ)によって裁かれる。
(災害の)後に、世界は彼の国の支配に飽きる。
聖職者、法律家に対して不正なる者によって。
(第10巻73番)原詩は1の207頁に示した。

本詩はアメリカの衰退を示す話として1に示した。二行目の「偉大なる者」と四行目の「不正なる者」は同一で共にベスビオのことである。そのベスビオによって米艦隊が裁かれる直前の情況。爆発の後で世界はアメリカ一極による世界支配に飽きると言う。もしこの一連の件が2004年だとすると、この年の秋には米大統領選挙が控えており、ブッシュ・ジュニアは次期大統領になれないだろ
う。つまり現共和党政権(ネオ・コン)は終るということになる。

その月(=七の月)の三日目は晴れる。
レオン14世の血統の結束により、マルスが戦いのためにキャンプ設営す。
残されたレオン14世は疲れきった目で天を仰ぐ。
一羽の鷲が太陽の周りを飛び跳ねているのが見える。
(第1巻23番)

七の月、天秤座に入って三日目は9月25日、その日は晴れると一行目が言う。「神々が人類の目に見えるようにするだろう。・中略・その前に晴れた日に天に見えるだろう・後略・」と第1巻91番(前節43頁)に書かれている晴れる日は9月25日だというわけである。翌日の26日も晴れであるが、長雨が続いていたローマもようやく太陽を見ることになる。恐らく、法王就任以来初めての晴れ間なのではなかろうか。本詩二ヶ所に登場する太陽のつづりはSoleil で第一節に登場している詩群のSol とは異なる。そこで本詩ではこの太陽は日本と訳さず、そのまま、天体上の太陽のことと見た。
就任以来大忙しの日々を送ってきた新法王であるが、フランス軍をナポリに送り出し、


あ、ゴメンナサイ。立ち読み部分はここで終わりなんです。ここまで読んで下さって有りがとうございます。
このあともっと面白くなりますから買っていただけるとすごく嬉しいです。


















あとがき

「関英男博士のところへ行け、加速学園!」と天から声が響き、後、数年経て毎水曜日に関先生主催するところの「統合科学大学講座」へと通うようになっていった。しかし、これが神の命令であったことは先生存命中は一言も言わなかった。証拠が無いからである。神の声は自分には聞こえていても、周囲の者には聞こえてないということは物心ついてからずっと知っていた。「気狂い」扱いにされないようにと普通の人のように振る舞う演技は長い年月日を経て、自然に身に付いたものである。
先生の「科学大学講座」は科学とは正反対の話で、故田原澄が提唱した「洗心」の話であった。しかも、文献の棒読みで質問は許されなかった。神の言葉だから質問はするなと始めから断り書きを言ってからの朗読であった。これが延々と七年間続いたのである。繰り返し同じ話を聞かされる内に、何となくわかったような気がしてくるから不思議である。田原澄が提唱したと書いたが、正確に言うと、宇宙創造神が田原澄を通じて彼女に言わせたということなのである。その「洗心」というのは「常の心」と「御法度の心」の話とからなっている。 後略
























著者プロフィール

池田邦吉(いけだ くによし)
1947年2月6日、東京都生まれ。'69年、東京工業大学建築学科卒業。'87年、一級建築士事務所・(株)アーキコスモを設立。建築家としての道を歩んだことで、物理・化学・地震学など、ノストラダムス解釈には必須の学問が身についた。天文学は子供の頃からの趣味だが、プレート・テクトニクス理論などは、建築をやっていなければ、決して近づかなかった分野である。

ノストラダムスを研究しはじめたのは'87年からだが、'93年になって預言詩の中に自分の誕生日でもある“2月6日生まれ”の者が世紀末近くに『預言書』を解くだろうとあるのを発見、解読に没頭することになる。'95年に『預言書』の原典を入手、飛躍的に解読が進むことになる。
'96年「ノストラダムス研究所」を設立、'03年「21ノストラダムスNO1、NO2、NO3」を明窓出版より発刊。






















本の誕生秘話

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