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【本の検索は】 ジャンルで探す タイトルで探す 著者名で探す 電子本リスト
『立ち読み』その他は下のボタンをクリックして下さい。 最近の新聞には、毎日拡大していく一方のフランスの暴動が報道されている。フランスでは北アフリカからの人々を中心に、移民が500万人を超え、人口の8%を占めるという。なぜ、今フランスで暴動なのか? 『ゾマホンも知らないゾマホンの国』では、北アフリカのベナンという国で1年間日本語を教えた先生の目から見た日常描写と、ベナン出身のゾマホン氏の本音の言葉が、はからずも今注目を集めているフランスの暴動問題を解きあかしている。 奴隷海岸からヨーロッパの奴隷商人に売り飛ばされた黒人たち、そしてフランスの植民地であった圧迫の歴史は、現在も終わっていない。現在ベナンで使われている公用語はフランス語で、教科書もフランス製。自国の歴史はまったく無視され、大学教育を受けたベナン人は「フランス人より立派なフランス人になるですよ」。しかし、憧れのフランスの地に渡った移民には仕事もなく、貧民街に暮らすしかない。 納豆と刺身とドンブリ飯が大好きなゾマホン氏の独特な日本語から、アフリカの悲痛な思いが伝わってくる。人類が初めて生まれたアフリカの文化を、欧米の偏見を削ぎ取った素直な目で、見てみたい。