輪廻の実感。輪廻転生を知る。輪廻を感じたら

ホームへ
新刊コーナー
話題の本たち
本のソムリエ
発刊予告
世界一の本
お客様の声
原稿募集
レビュー募集
サイトマップ

【本の検索は】  
ジャンルで探す 
タイトルで探す   
著者名で探す
電子本リスト


海外でのご注文
電子本
お問合わせは

【明窓ブログ】
社長の雑記帳
賢人の庵
日々の心の模索

 

 



 


立ち読みなどは下のボタンをクリックして下さい。
 人間の一切の根源が愛であり、 それは命さえコントロールしてしまう。
繰り広げられる知的言語と思想の軽妙な刺激に脳が洗礼を受けるようだ。初めて出会った女性なのに、かすかに手がふれあっただけで龍彦は何もかも理解してしまった。
尽くせば尽くすだけ自分の喜びにもなってしまう。これが、求められる人間社会の目指すべき方向なのだ。それをもっともすみやかにシュミレーションできるのが、性(セックス)なのだ。
めくるめく官能の嵐、伴奏ともいえるインテリジェンス。そして、桜花乱舞する奇跡が。
人間は、どうすれば共に美しい惑星に棲める存在になれるのか。この小説にふれただけで、貴方の中に眠っていた深い愛が呼び起こされる。そして、それを知った時、輝き神化する。これが人間の進化なのだ。 愛にあふれる文学は社会を牽引する。こんな文学を私は待っていた。優しい満ち足りた時間の贈り物……、それが伊吹ワールドなのだ。        
レビュー作 天野 茉莉花

この本を読んだ人はきっと次の本もお読みになることでしょう。
『星の故郷』
『エンジェルノート』

本文70% 感想BBS 本の誕生秘話


Copyright (C) 2006 明窓出版, All rights reserved



















  
 


──前 略──

「現在の私たちは白人に全てを奪われてあんな食事をしてますが、昔は違ったと思います。少なくともあたしの祖先はあなたと同じものを美味しいと思っていたはずですよ」
「無理しているのじゃないですね」
「いや、食べ物のことは無理しても駄目でしょう。お寿司はアメリカでダイエット食として人気が出ていますが、むしろ魂の浄化食じゃないですか」
「エ、何ですって」
「魂の浄化食。おかしいですか。でも、お寿司を頂戴すると何か体も心も綺麗になったみたいですもの」
 私は彼女に返事せず、大将に向かって叫んでいた。
「大将、えらいことですわ」
「何ですか」
「彼女が言うには、お寿司は魂の浄化食だというのです。食べさせていただくと、心も体も綺麗になるようだって」
「エ、そんなことを……」
大将はウッと詰まって言葉を呑んだ。
「駄目です。こんな汚いおっさんの涙、見せられません。ありがとうございます。ありがとうございます」
 大将は泣き出さんばかりに目を真っ赤にして、何度も何度もお辞儀をした。それから丁寧に手を洗った。
「あの〜、握手してもらってもいいですか」
「ああ、いいじゃないですか」
 大将はおずおずと手を出し、彼女は立ち上がって大将の手を握り、両手で包みこんだ。
「これが魔法の手なんですよね。美味しいものを握って下さる……」
 それを大将に伝えると、大将はもはやこらえきれなくなったのか、はた目もはばからず大粒の涙を零した。
「おかしいでしょう、おかしいでしょう。実はここんとこちょっと塞いでいました。今流行の中年男の鬱病かと思うほど沈んでいましたが、今日、ほんとにすっきりしました。これが天職なのです。これに一生かけても悔いはないということが、このお嬢さんによってわかることができました」
 私は、そのまま訳した。彼女はふくれっ面をしてこういった。
「ノー、お嬢さんではありません。おばさんです」
「いい人ですね、この女性。私、いっぺんに好きになりました。何か他人の気がしません。外国の人ですよね」
「エエ、実は、それで四国にやってきたのです。彼女のアメリカインディアンの先祖と僕の先祖が一緒ではないかと」
「アメリカでしょう。ありえますよ。四国沖の鰹でさえ太平洋を回遊しています。四国沖で黒潮に乗ったら、アメリカ西海岸なんかすぐそこですわ。堀江さんの小さなヨットでも行けたのですから、昔からアメリカに行っていたはずですよ」
 今度は大将の発言を彼女に伝えたら、彼女は大きくうなずきながら歌うように言った。
「あなたと繋がって、舌と胃袋から内臓が繋がって、あなたに繋がりながら波に揺られて、太平洋を流されて泳ぎ着いて、頭も心もつながって……」
 大将が真剣に覗き込んで日本語を求めてきたので、あなたに繋がっての部分は、あなたと出会ってと訳したが、彼女はダイレクトに性交を意味していたはずである。性器を繋げるとは相手の肉体と繋がるだけでなくて、原基的な形態と繋がることで宇宙に繋がることだからである。普通、思考は肉体に限定しようとするが、今、二人の思考は明らかに自己の肉体存在を超えて広がっている。少なくとも舌に乗った魚と共に太平洋を回遊していた
   ──後 略──



 あ、ゴメンナサイ。立ち読み部分はここで終わりなんです。ここまで読んで下さって有りがとうございます。
 このあともっと面白くなりますから買っていただけるとすごく嬉しいです。 


このページの最初に戻る















 あとがき














本の誕生秘話

いつもは編集長に渡すのだが、何気に手にしたこの原稿はけっこうな分量だった。
半ば辟易しながら読み始めた。本のページ数にして10頁目くらいからだったろうか。 これは……との想いにせかされながら、どんどんと目が進む。主人公が、引き寄せられるように出会った恋人ナンシー(スー族とのハーフ)とのやりとりの中で「京都・奈良は決して日本古来の姿ではない。渡来してきた“支配人しはいじん ”によってできあがったものです」のくだりでは思わず膝を打ったものだ。そのへんで「本にしよう」と腹が決まった。
“社長ブログ”に書き込んだような件(くだり)=文中の、感極まった寿司やの親父と一緒になって落涙した=や、呼吸さえ忘れるようなエンディングにしばし呆然としてしまった。
駆り立てられるように、著者に会うべく京都に飛んだ。 著者が設定してくれた京都有数の料亭「高月」で、予想どおり「なぜかは分からないけど懐かしさいっぱいの想い」に溢れた出会いだった。
編集さなか、著者から「さる人から『このペンネームだと2月12日から何か新しいことが始まる』と言われたが、その日の発刊は 無理でしょうか」とメールが入った。「とても無理でしょう。3月いっぱいはかかると思いますよ」と私。
結局、3月10日頃、印刷屋さんのくれた確約が“3月30日”となった時点で著者に報告した。
「鳥肌立つ想いです! その日は旧暦で2月の12日だそうです!」
著者の返事に私も唖然! 霊能者のよく言う「神仕組み」という言葉があるが、これぞ神仕組みに違いないと打ちのめされた気がしたものだった。

このページの最初に戻る











 読者感想文

みなさんからの素敵な感想文をお待ちしております。  編集部/font>  
書き込みは
こちらからお願いします


「人間の進化」…… 上野霄里先生の別ペンネームのよう。
すうっとイメージできる、私に近い本という感じです。
最後の方に桜。「散る前」ではいけなかった? たんまりの花びらでしたね。中 略
今まで、混沌として始末に苦しんでいた、どでかい何かが、纏まり始めたような喜びを感じています。
私の目指す先は、ただただ清浄な存在となり、ほのかな蝋燭の灯火のごとく生きること。修行です。まああだまあだまだ。
07/4/6   G Lady

いやはや、まいった。
次から次と。この方いったい何者?
名前のとこだけでも、 清らかな川の流れと光と、そして龍。
前者二つは既に増本さんにお伝えしてありますが、なんと、私の護り神は龍神さまで、お天気を司ります。後 略  07/4/12

 凄まじいほどの覚悟を感じました。生きていることの覚悟、存在の潔さ、それは、桜のような凛とした非支配人しはいじん のアイディンティティであり、糧であり、誇りであり、そして、究極の愛だと思います。小生もこの覚悟と誇りを見習います。分かる人には分かります。このような愛が人を変えていくのだと思います。
「千の風……」の歌詞。その愛のその上に、いや、その側に、その下に、その手前に、その向こうに、伊吹龍彦の愛があります。それは、今、今です。今、理解出来るのです。
この本を読みましょう。この本を愛する人へ勧めましょう。伊吹先生、すばらしい作品を有難う御座います。 07/07/07  京都市 K(男性)

この世の中にはやはり、ソウルメイトいるんですね。
ソウルメイトとのスピリチュアルな旅。そこに繰り広げられる、歴史観、宗教観、文化論、死生観、愛とは、生きるとは……。
 一冊にいっぱいはいっていて、考えさせられ、学ばせていただきました。
そして、なぜ私たちは存在するのか。そう、「愛なんだ」ということを。愛とは、純粋なものしかありえない、その愛は、奇跡をもたらす。愛が一番大事なのですね。  (匿名希望 女性)

このページの最初に戻る